こんにちは。
淹れたてコーヒーのシカ野です。
コーヒーについてよく聞くのが、
「コーヒーは体にいい」
という言葉。
「コーヒーと言えば、眠気覚ましのイメージがある」
「コーヒーの飲み過ぎはよくないって聞くけど、本当?」
「具体的に何にいいのか正直知らない」
こんな方も多いかと思います。
薬のように苦〜いコーヒーですが、本当に体にいいのでしょうか?
今回は、知っているようで知らない「コーヒーの健康効果」について紹介していきます。
【眠気覚ましだけじゃない!コーヒーの健康効果5選】
嗜好品として、世界中の人に愛されているコーヒー。
そんなコーヒーには、眠気覚まし以外にもさまざまな健康効果があると言われています。
今回はその中から5つの健康効果をご紹介します。
1、ダイエットのサポート
2、老化の防止
3、口臭・体臭の予防
4、死亡リスクを下げる
5、リラックス効果
<1、ダイエットのサポート効果>
コーヒーに含まれるカフェインには、血管を拡張し、基礎代謝を上げてくれる働きがあります。
(基礎代謝=何もしなくても消費されるエネルギーの量)
基礎代謝が落ちると、消費するエネルギー量が下がり、痩せにくく太りやすい体質になってしまうのです。
とは言え「コーヒーを飲むだけで痩せ体質になる!」なんてうまい話はないので、
あくまで「ダイエットのサポートをしてくれる」くらいの気持ちで取り入れるようにしてくださいね。
<2、老化の防止>
コーヒーには、抗酸化作用があるポリフェノールが含まれています。
私たちの体の中には「活性酸素」と呼ばれる毒素が存在しており、これが老化の原因になると言われています。
ポリフェノールはこの活性酸素を排出してくれるので、
「最近老化が気になる…」という人にコーヒーはオススメなのです。
<3、口臭・体臭の予防>
コーヒーは体にいいだけでなく、気になる匂いをおさえてくれる働きもあります。
コーヒーに含まれるタンニンが悪臭成分と結びつくので、
「最近口臭が気になり出した…」
「体臭のケアをしたい…」
という人にもオススメです。
<4、死亡リスクを下げる>
国立がん研究センターの研究では、コーヒーを飲む習慣がある人は、
無い人に比べて脳卒中、心臓病、呼吸器疾患などによる死亡リスクが下がることが分かっています。
カフェイン:炎症の予防・気管支の拡張
ポリフェノール:酸化の防止・血液をさらさらにする
このような効果があることで、血管の詰まりを防いでくれたり、呼吸器の働きを助けてくれると言われているのです。
<5、リラックス効果>
「コーヒーの香りを嗅ぐと、ほっとする」
こんな経験、ありませんか?
ある研究では、コーヒーの香りを嗅ぐと、リラックス状態の時に出る「α波」が活発になるという結果が出ています。
また、コーヒーの香りには
・ストレスの緩和
・集中力をUPする
などの効果もあると言われています。
【コーヒーは1日何杯飲むのが効果的なの?】
いくら健康効果があるからと言って、1日に何杯も飲むのは控えましょう。
目安としては、1日カップ3杯くらいにおさめるのがオススメです。
また、中にはあまりコーヒーを飲まない方がいい人もいます。
・貧血の人
→カフェインが鉄分の吸収を阻害してしまう。
・糖尿病の人
→カフェインが、インシュリン敏感性に影響を及ぼすことがある。
・胃が弱っている人
→コーヒーが胃に刺激を与えることがある。
また、妊婦もコーヒーの飲み過ぎに注意する必要があります。
どうしてもコーヒーを飲みたい時には、カフェインが含まれていないノンカフェインコーヒーを選ぶなど、工夫すると良いでしょう。
【まとめ】
コーヒーには、眠気覚ましの他に、以下の5つの健康効果があるとお伝えしました。
1、ダイエットのサポート
2、老化の防止
3、口臭・体臭の予防
4、死亡リスクを下げる
5、リラックス効果
コーヒーを飲む量は、1日1〜3杯程度に留めましょう。
「カフェインを控えたいけど、コーヒーは飲みたい!」
という方には、ノンカフェインコーヒーがオススメです。
美味しいだけでなく健康効果も期待できるコーヒーを、ぜひ日常の中に取り入れてみてくださいね!